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トゥモローランド感想を書く前に、ちょっと小話。
飽きてツムツムやらずに、ちょっとだけ、ちょっとだけ読んでくださいな。
~かつてドラえもんの原作者、藤子・不二雄氏は、作品のジャンルの1つである≪SF=サイエンス・フィクション≫のことを次のように定義しました、「≪すこし、ふしぎ≫な作品のことを≪SF≫というのだ」と。~
(待って待って、スマホの前の君、ツムツムやらないで。これからちゃんとディズニー語るから。)
勿論このSFの定義は本当のSFの定義とはまったく異なる、藤子・F・不二雄氏独自の解釈です。ですが、生前藤子氏は、この≪すこし、ふしぎ≫というものにこだわって、生涯、数え切れないほどの≪SF≫の名作を残しこの世を去りました。そんな≪すこし、ふしぎ≫の代表作こそ、皆が知っているあのドラえもんであり、その映画作品≪大長編ドラえもんシリーズ≫ではないでしょうか。
ディズニー映画≪Tomorrowland(トゥモローランド)≫の描くSFの世界は、まさしくこの≪すこし、ふしぎ≫に極めて近いものだったというのが私の率直な感想です。
アテナ役のラフィー・キャシディー。なんと13歳!!!かわいすぎ。
はっきりいって、映画≪Tomorrowland(トゥモローランド)≫はがっつりとしたSF好きを唸らせるような凄いSF映画では全くありません。
その世界観や設定は、2000年代以前にほぼ出尽くした大変ありきたりなもので、それ自体に目新しさはありません。ディズニー版ターミネーター2といったところです。
ですが、作品全体を包むレトロ・フューチャーな世界観は、まさしく日本の昭和の大人たちがかつて子供のころに夢見た未来世界そのままであり、それはまさしくドラえもんに描かれていた22世紀の≪未来≫に他ならなかったのです。私がトゥモローランドを観て感じた≪SF≫とは、そういった意味でのSFでした。
~トゥモローランドは、非常に難しい地球問題を実にディズニーらしいアプローチで問題提起し、一つの解を導いている映画です。詳しくは是非、映画を観て確かめていただきたいのですが、その解とは何か。~
それは「明るい未来を夢見ることの出来る人が、明るい未来を手にすることが出来る」ということ。
作中、トゥモローランドの住人は、こうした誰もがかつて子供の頃に夢見ていたバラ色の未来は、「いつしか実現不可能となってしまった≪レトロ・フューチャー≫として、皆諦めてしまった。だから地球人は滅んでしまう。」と警鐘を鳴らします。
それに対して、主人公一行は「明るい未来を夢見る力」を主張し、地球の明るい未来を切り開いていくというお話が、映画トゥモローランドの本筋です。
次世代のドラえもん「とらのもん」に託された未来東京のコンセプトは、我々が幼い頃夢見たトゥモローランドなのでは?
いかがでしょうか?正直トゥモローランドは予想の遥か斜め上を行く、スケールのでかい映画なのです。
予告や宣伝で使われていた「ウォルト・ディズニー最大の謎」なんてものは、本筋にはほとんど絡んできません。この「謎」については、かなりのディズニー好き、それも舞浜ではなく本家アメリカのディズニーフリークだけが参加できる、謂わばかなりおまけ要素の謎解きと考えてよいです。
だからといって、この映画を観ないのはあまりにもったいない。
今日本でも集団的自衛権の問題や憲法の改正など、明るい未来とは程遠い現実的な課題ばかりが世論を席巻していますが、このトゥモローランドを観ると、また世の中の見え方が少し変わるかも知れません。とてもポジティブな気分になれる、よい映画だと私は思います。
余談ですが「楽観的に街の発展を願うことが、地域の発展につながる」と自民党の政治家・小泉進次郎氏は、昨年暮れの選挙演説の際におっしゃってました。小泉進次郎氏は、あのベイマックスのタカシの声優・小泉孝太郎さんの弟ですね。
この小泉進次郎氏の発言・考え方には賛否があるかもしれませんが、少なくともウォルト・ディズニーはかつてこう言いました。
「人種や性別、国籍、言語の違いがあっても子供達は何のしがらみもなくすぐに友達になれ、ケンカしても泣いて笑ってすぐに仲直りしてしまう。まさしくこれが平和の世界ではないか。」
ウォルト・ディズニーが夢見た未来は、本当に楽観的未来なのか?
この世界観を元に作られたアトラクションがあの「イッツ・ア・スモールワールド」なのです。
そんなイッツ・ア・スモールワールドから、トゥモローランドにワープするのがこの映画のはじまり、はじまり。
是非皆さん見てください!素敵な映画です。
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トゥモローランド感想を書く前に、ちょっと小話。
飽きてツムツムやらずに、ちょっとだけ、ちょっとだけ読んでくださいな。
~かつてドラえもんの原作者、藤子・不二雄氏は、作品のジャンルの1つである≪SF=サイエンス・フィクション≫のことを次のように定義しました、「≪すこし、ふしぎ≫な作品のことを≪SF≫というのだ」と。~
(待って待って、スマホの前の君、ツムツムやらないで。これからちゃんとディズニー語るから。)
勿論このSFの定義は本当のSFの定義とはまったく異なる、藤子・F・不二雄氏独自の解釈です。ですが、生前藤子氏は、この≪すこし、ふしぎ≫というものにこだわって、生涯、数え切れないほどの≪SF≫の名作を残しこの世を去りました。そんな≪すこし、ふしぎ≫の代表作こそ、皆が知っているあのドラえもんであり、その映画作品≪大長編ドラえもんシリーズ≫ではないでしょうか。
ディズニー映画≪Tomorrowland(トゥモローランド)≫の描くSFの世界は、まさしくこの≪すこし、ふしぎ≫に極めて近いものだったというのが私の率直な感想です。
アテナ役のラフィー・キャシディー。なんと13歳!!!かわいすぎ。
はっきりいって、映画≪Tomorrowland(トゥモローランド)≫はがっつりとしたSF好きを唸らせるような凄いSF映画では全くありません。
その世界観や設定は、2000年代以前にほぼ出尽くした大変ありきたりなもので、それ自体に目新しさはありません。ディズニー版ターミネーター2といったところです。
ですが、作品全体を包むレトロ・フューチャーな世界観は、まさしく日本の昭和の大人たちがかつて子供のころに夢見た未来世界そのままであり、それはまさしくドラえもんに描かれていた22世紀の≪未来≫に他ならなかったのです。私がトゥモローランドを観て感じた≪SF≫とは、そういった意味でのSFでした。
~トゥモローランドは、非常に難しい地球問題を実にディズニーらしいアプローチで問題提起し、一つの解を導いている映画です。詳しくは是非、映画を観て確かめていただきたいのですが、その解とは何か。~
それは「明るい未来を夢見ることの出来る人が、明るい未来を手にすることが出来る」ということ。
作中、トゥモローランドの住人は、こうした誰もがかつて子供の頃に夢見ていたバラ色の未来は、「いつしか実現不可能となってしまった≪レトロ・フューチャー≫として、皆諦めてしまった。だから地球人は滅んでしまう。」と警鐘を鳴らします。
それに対して、主人公一行は「明るい未来を夢見る力」を主張し、地球の明るい未来を切り開いていくというお話が、映画トゥモローランドの本筋です。
次世代のドラえもん「とらのもん」に託された未来東京のコンセプトは、我々が幼い頃夢見たトゥモローランドなのでは?
いかがでしょうか?正直トゥモローランドは予想の遥か斜め上を行く、スケールのでかい映画なのです。
予告や宣伝で使われていた「ウォルト・ディズニー最大の謎」なんてものは、本筋にはほとんど絡んできません。この「謎」については、かなりのディズニー好き、それも舞浜ではなく本家アメリカのディズニーフリークだけが参加できる、謂わばかなりおまけ要素の謎解きと考えてよいです。
だからといって、この映画を観ないのはあまりにもったいない。
今日本でも集団的自衛権の問題や憲法の改正など、明るい未来とは程遠い現実的な課題ばかりが世論を席巻していますが、このトゥモローランドを観ると、また世の中の見え方が少し変わるかも知れません。とてもポジティブな気分になれる、よい映画だと私は思います。
余談ですが「楽観的に街の発展を願うことが、地域の発展につながる」と自民党の政治家・小泉進次郎氏は、昨年暮れの選挙演説の際におっしゃってました。小泉進次郎氏は、あのベイマックスのタカシの声優・小泉孝太郎さんの弟ですね。
この小泉進次郎氏の発言・考え方には賛否があるかもしれませんが、少なくともウォルト・ディズニーはかつてこう言いました。
「人種や性別、国籍、言語の違いがあっても子供達は何のしがらみもなくすぐに友達になれ、ケンカしても泣いて笑ってすぐに仲直りしてしまう。まさしくこれが平和の世界ではないか。」
ウォルト・ディズニーが夢見た未来は、本当に楽観的未来なのか?
この世界観を元に作られたアトラクションがあの「イッツ・ア・スモールワールド」なのです。
そんなイッツ・ア・スモールワールドから、トゥモローランドにワープするのがこの映画のはじまり、はじまり。
是非皆さん見てください!素敵な映画です。